無症状感染者の特徴

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無症状感染者の特徴

2020/04/26

新型コロナウィルスの無症状感染者が発熱もなく、呼吸不全も味覚障害もないのに、数時間後には突然急変して人工呼吸器が必要な重篤に至ることで、ある特徴があることがわかった。

コロナウィルスにより、一切の症状がないのに酸素飽和濃度が極端に低くなり(通常は96~100%は正常値だが90%以下)肺に酸素が供給できなくなり、急激な肺炎症状をきたしアビガン治療薬でも追い付かない状態になってしまうのが特徴だ。

なので、陽性感染者がホテルでの待機中、必ず体温とパルスオキシメーターで酸素飽和濃度を、1日何回となく調べ報告するよう指示されるのはこれがあるからだと思っている。もちろん、酸素飽和濃度が低くなることが必ずしもコロナ肺炎と限ったことではないが、陽性の無症状感染者の特徴としてパターンの一つではないかと思う。だから自宅待機させられ、何日後に突然急変し間に合わずに亡くなる人がいるのは非常に残念なことだ。

これがわかったのは最近のことなので、当院では明日から患者さんが来院された時点で、非接触体温計とパルスオキシメーターで計測してから、施術に入るようにしようと思っている。