ips細胞と再生医療の未来
2021/01/14
今朝、テレ朝の番組でハーバード大学のシンクレア教授を紹介していたのだが、ノーベル賞の山中伸弥先生が発表したips細胞を用いて若返りの研究のことをやっていた。とは言っても若返って200才、300才まで生きさせるのではなく、人は必ず寿命はあるがその直前ギリギリまで健康で元気にさせ、残り数週間で亡くなるようにさせる医学研究のようだ。
世界中で医療保険が逼迫しているなか、病気で長いこと病院にかからない、長患いしないようなシステムを再生医療として研究しているとのこと。人は年々歳を取るごとにどこかしら不具合を起こし、我々のような治療院に通ったり病気になって病院通いにならざる負えない状態になっていくが、ips細胞から幹細胞を取り出し培養して体に戻すことで、赤ちゃんのときのような細胞がどんどん増えて、骨、筋肉、臓器、血管、血液などが甦って行く夢のような医療だ。
もうすでに、難病を主体とした治験が始まりつつあり、癌や不治の病である難病も近い将来はなくなるだろう。
いわゆる医学の革命が起こる。ついちょっと前までハイブリッド車は数種類の車したなかったが、今やハイブリッド車は当たり前、電気、水素自動車も走っている。
あらゆる病気と言う病気がips細胞再生医療で治って行くことになるのである。例え癌にかかっても、難病になろうとも病院に行けば「大丈夫ですよ、すぐによくなりますからね」と言われる時代が、もうすぐ近い将来に待ち構えているのである。